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福知山市環境基本計画 

2015年3月第二期福知山市環境基本計画が完成しました!!

2004年4月の第1期環境基本計画策定から10年が経過する中、市民と行政によるパートナーシップにより、 環境関連の実践プロジェクトが実行されてきました。
今回、節目である10年を過ぎ、過去の反省や、時代ニーズの変化に対応し、市民と行政との新たな取組も含め、「第2期福知山市環境基本計画」を策定しました。
福知山市の環境基本計画の特色は、市民と行政とのパートナーシップにより取組むリーディングプロジェクト(実践 プロジェクト)を中心とし策定しています。
今後、福知山市は、この基本計画を、本計画書に基づき、市民・団体・企業等の協力を得ながら、サブタイトルである“環境の環づくりをめざして”を進めます。 小さな取組でも、多くの参加者により、大きな活動・成果を得ることが出来ると考えており、たくさんの市民・団体等の参加を期待しています。


第2期 福知山市環境基本計画(各章単位PDFで開きます)

資料編 (PDF file 1,402KB)

序章 福知山市の環境基本計画とは(PDF file 1,206KB)

第1章 福知山の環境将来像 .
(PDF file 1,908KB)

第2章 リーディングプロジェクト
(PDF file 1,021KB)

第3章 計画の進行管理と推進体制(PDF file 561KB)


第1期福知山市環境基本計画(PDF file 4,313KB)

 2002年1月福知山市は環境基本計画を策定するにあたり、計画の段階から市民とともにパートナーシップで 計画をし、 取り組んでいくという「勇気のある決断」をされ、私たち市民はその思いに胸を打たれ、そして賛同し、活動を進めてまいりました。

そして、 2004年3月この福知山環境基本計画は福知山市と市民が一体となって作り上げられました。

 福知山市環境基本計画は「私たちが創(つく)りあげる明日の福知山」の総合ビジョンのもと、 由良川の環境保全、
里山整備、生ごみリサイクル、など20プロジェクトが盛り込まれています。

この計画は、行政や私たち環境会議メンバーだけがが取り組むのではなくでなく約7万人の市民の皆様方が一人でも 多くこの計画に関わっていただくとともに、各市民団体のみなさま、事業者の皆様が手を取り合って取り組むことが重要です。

総合ビジョン「私たちが創りあげる明日の福知山」

空は青く澄みわたり、緑あふれる野山には、小鳥のさえずりが聞こえ、
由良川にはたくさんの魚が泳ぎ、子どもたちの歓声が聞こえてくる。
花と緑でいっぱいのまちなかは、広々としていて、誰もが歩きやすい。
商店街では福知山で収穫された有機野菜たちが店頭をにぎわし、
たくさんの買い物客がお店の人と楽しい会話をしながら買い求めていく。
市民は誰もが「もの」を大切にし、クリーンなエネルギーを活用するよう心がけている。
明日の福知山には、お年寄も、若者も、
みんなが手をとりあって笑顔で暮らし、学び、行動する姿が見える。


総合ビジョンは、10年後〜四半世紀後の福知山市の将来像を表しています。
自然を大切にし、人を大切にし、資源を大切にし、その循環(環)を大切にした
くらしを営みながら、すばらしい知恵や知識を次世代へとつなげていくまち、
共に幸せを生きる福知山をひとりひとりが創りあげながら実現しています。


福知山環境基本計画の理念

環境福知山イズム=環境の環(わ)づくりを目指して
「地球環境の保全」「自然環境との共生」「循環型社会の構築」

雨水 は山から滲 み出し、田んぼに入り、川に流れ、海に注ぎます。そしてまた雨になるのです。こうした水の循環は、その途中でさまざまな生き物を育み、人間生活を潤い豊かなものとしてくれます。だから人々は水を大切にし、動植物たちとともに暮らしてきたのです。つまり、すべてが「環 」としてつながっています。それを今、もう一度思い起こしたいのです。

私たちは便利で豊かな生活を求めた結果、“意識する・しない”に関わらず、自然を壊し、環境を汚染し、何億年もの時をかけ丹念に作り上げられてきた地球を、たった数十年で破壊しようとしているのです。私たち市民一人ひとりは今、目を覚まし破壊を食い止めるために、変わらなければならないのです。

この環境基本計画では、現代社会に応じた新しい「環境の環 」を創ることを目指します。そして、それは福知山市で実現できるものでなければなりません。さらに、福知山市の環境がよくなることで、周辺の地域 や日本、さらには地球の環境がよくなることを期待していきます。

そのためには、市民一人ひとりが「環境の環 づくり」を実践することが大切です。一人ひとりの個性豊か な創意工夫があり、それが価値観の違いを認め合うゆとりのもとで、集まり、共有され、発信されていく、 そんなことの積み重ねが「環境福知山イズム=環境の環 」として実を結ぶと信じます。


【私たちが大切にしていくもの】
1 価値観の違いを認め合い、かつ共に歩める、誰にも開かれたパートナーシップ型の「環境の環づくり」
2 福知山の風土・歴史・生活を、世代間を通じて引き継ぐ、地域性に満ちた「環境の環づくり」

3 簡単にあきらめない粘り強い「環境の環づくり」
4 失敗を恐れない勇気ある「環境の環づくり」

【未来に向けて】
1 100 年後の子どもたちに贈る、豊かな未来を実現する「環境の環づくり」
2  福知山の風土・歴史・生活を、世代間を通じて引き継ぐ、地域性に満ちた「環境の環づくり」
3 世界・地域と人や情報で連携する、開放的な「環境の環づくり」