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『福知の名水福知の湧き水再発見と保存プロジェクト』


天座・万亀の長寿の水 活動報告


活動前の写真
平成18年 5月24日 平成18年5月24日。私たちプロジェクトメンバーは初めて天座に伺いました。
台風23号が残した被害のつめあとがしっかりと残っていました。

地元で親しまれていた名水として以前は看板・屋根を設置されていた後がうかがわれる。
(平成18年5月24日の写真)

平成19年1月23日

平成19年1月23日。私たちプロジェクトメンバーと自治会との協議を始めたころです。

写真の奥に見えるのは雲原川であり、台風のときに氾濫し、名水の場所も含め被害は甚大なものでした。 (平成19年1月23日の写真)




活動実施後の写真(2007年7月7日)

2007年7月7日。自治会のみなさんの主催で名水復活を記念する集まりが企画され、私たちプロジェクトメンバーもご招待を受けました。

水槽より上方。
整備前はここが水場となっていました。

水鉢が設置され、当日は竹で他の水槽にも水が行き渡るように細工がしてあり、参加された方に冷えた飲み物が振舞われました。

またその隣には地元の方が竹篭にきれいな活け花を用意されていました。

台風23号で大きな被害があった雲原川もこんなにきれいに整備されました。
案内看板には、万亀の長寿の水は、雲原川にたくさんの亀が住んでいたことを「めでたい」として名づけられ、天ケ峰山系の白山火山帯の蛇紋岩岩脈に雨水がしみこみ、浄化されて湧き出したと伝えられている と書かれています。

万亀の水の復活を御祝いする式典が始まりました。
まず最初に、天座一区自治会長の早川守さんから挨拶がありました。

その後には環境会議よりプロジェクトメンバーの安積さんから、万亀の水の復活に関わった経緯や「明日のエコでは間に合わない」という言葉で、環境活動の大切さについてお話をさせていただきました。
万亀の長寿の水でゆがいたそうめんも振舞われました。
環境会議メンバーも野点てのお茶やお菓子、そうめんなどをご馳走になり楽しいひとときを過ごしました。